愛媛県松山市出身のショートショート(SS)作家田丸雅智さんを講師に招いたSS書き方講座が13日、東京都新宿区の東京理科大であった。学生ら約30人が参加し、田丸さんがユニークな物語の生み出し方など執筆のいろはを伝授した。
 講座は、松山市が6月末まで作品を募集している第15回「坊っちゃん文学賞」のSS部門(テーマ「青春」)をPRしようと、大学と結んだ連携協定の一環で実施。一般から参加者を募った。
 SS部門審査委員長の田丸さんは、SSに定義はなく、短く不思議な物語だと説明。ある名詞から連想した言葉と他の名詞を組み合わせて「不思議な言葉」を作り、そこから想像を膨らませてSSを紡ぐ手法を解説した。